一昨日の話で恐縮ですが。
銀座のニコンで写真展をやっていた のですが、撮影者の意図とは多分全然違うところで目が釘付けに。
要するに当時どこでも見られたアジビラなんだけど、その片隅の落書きが秀逸。
ブス反対! 全美連
たった一行。
その後の展開を思えばアジビラだって下らない屁理屈には変わらない。しかし片隅のどうしようもなく下らないちっぽけな落書きが見事にこれらを喝破し得て、かつあの殺伐とした没個性の社会にある種の救いすら感じさせるのはどうしたわけでせう?
もしかしたら、まさかとは思うけれど、実はカメラマンも同じ事を考えてシャッターを切ったのだろうか。
こういう発見があるから、あの時代を 見物する 観察するのは止められないんだな。 😆