Mastodonはじめました

 このところTwitterの方がどうもガタガタしだしたので、いつ「その時」が来てもいいようにとりあえず準備だけはしておこうと。

本音:他人が持ってるちょっと良さげなものは、実際使うかどうかは別として自分も欲しくなる幼児的心理


 ただし例によって「ハウツー通りにやってもその通りに動かない」がまた起きて、まともに動くようにするまで結局つきっきりで丸2日がかりになったのでした。以下その手順の記録。

使用環境
 OS:Ubuntu Server 22.04.1 LTS
 httpd:apache2.4.x
 mastodon:4.1.0

 mastodon本体のセットアップ自体は諸賢が既に公開されている通りで、多少なりwebサーバを動かした経験さえあれば特に難しいこともなく終わるのですが、問題はその先。
 公式の説明ではnginxでやるように書かれているところ、うちは既にapacheで環境構築が済んでて動かすのもmastdonだけじゃないからそうは行かんのです。まあnginxだろうがapacheだろうが、既存のwebサーバに同居することを考えてない仕様なのがそもそもの問題なんですがね。>mastodon
# 今回やたらに時間食ったのは長い間のうちにmod_sslとmod_gnutlsが同居してるなんて意味のない状態になってたせいもあるのだが、直接の関係は無かったので省略

 で、専用のドメイン用意した上でapacheでリバースプロキシを有効にして、アクセスしてくるサーバ名で振り分けるように仕込むわけですが、これが内容が古いのかバージョン不整合なのか、とにかく日本語で書かれた情報はGoogleなりQiita経由でどれ拾ってもトップページすらまともに表示できない。最終的に役に立ったのはこちら。
Apache 2.4 as a reverse proxy for Mastodon

 それと今回はじめてrails環境に触ったせいもあって、原因はすぐに分かっても対処の理解にさんざん苦しんだのが “ActionDispatch::HostAuthorization” の問題。どういうわけか自鯖内でもリモート名で触ろうとすると突っぱねられるのが意味不明。DNSで向いてようがhostsで指定しようがガン無視です。これもまた現時点で得られるweb上の情報は少し古いようで、「その語法はdeprecatedだから一昨日来やがれ」で相手にされません。調べる時はrailsのバージョンに要注意。どうやらこの環境、バージョン変わるたんびにどこかで破壊的な仕様変更があるらしいんですね。そういうの困るんだよなあ。

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