わがままカメラ選び (レンズ編)

レンズについては「レンズ沼」なんて言葉があるほど奥が深い世界で、踏み込もうと思ったらその先には果てることのない混沌の世界が待ち受けています。とはいえ、そんなものはPC自作の世界と似たようなもので、周囲の 雑音 誘惑に関わりなく「自分はこれで行く」というものを決めてしまえば良い訳で。
既に普及帯のレンズは完成の域に達した観もあるし、自制している限りはPC自作より危険が少ないかもしれません。

ズームか、単焦点か

1本で数本分の役に立つズームレンズは大変便利なもの。単焦点レンズはフレーミング(=対象との距離)を自分で歩いて調整しないといけませんが、その辺の手間もちょっとズーミングを変えてやれば済んでしまうのも良いところ。
でも、できたら1本くらいは単焦点レンズも持っておいて欲しいですね。ヘボがいくら粋がっても通が言うほど変わりゃしませんが、それでもズームレンズよりは単焦点レンズで撮った写真の方がきれいと言うか、ちょっとよく見栄えがするような気がします。

レンズ性能の見方

ズーミング倍率
よく通販の激安レンズなんかでことさらに倍率を謳ってるものがありますが、そういうのはあんまり鵜呑みにしないのが吉。と言うのも何に対しての倍率かがはっきりしないことが多いし、暗くて使い物にならない(後述します)ことがほとんどなんです。やたらに高倍率なレンズはどうしても画質が甘くなる傾向もあります。
ここで言う画質の「甘さ」とは前に書いたRokkorの「優しさ、円さ」とは別の意味で、どれだけ頑張ってもピントが合わない「汚さ」に通じるものと解釈してもらえれば良いと思います。
まあ高倍率でもNikkorのデジ専用18-200みたいに、絶賛されて相変わらず品薄なんて例外もありますけど、あれもあの価格帯の万能お散歩レンズとして好評なんで、本気レンズとしては「?」らしいです。
とりあえず最初のレンズにするなら、標準域(次に書きます)をカバーして3~4倍くらいにしておくのが吉かと。
焦点距離
一般に50mmを「標準レンズ」と呼ぶことになっていて、これにはいろいろ訳があるんですがそういう事は先人のちゃんとした解説を読んでもらった方が良いと思うので割愛 :hammer:
標準より焦点距離が短い(=広く写る)レンズを広角、長いものは望遠と呼びます。とりあえず、風景画には24~35mm、人物スナップなら50mm~80mm、運動会のお子様を狙うなら150~200mmあたりが一番使う頻度が高くて美味しいのじゃないでしょうか。
駅で電車を撮る場合は同じホームで35~50mm、向かい側のホームで80~100mmくらいが基準。飛行機は空港の規模にもよるんで一概には書けないですが、ブルーインパルスの飛行展示で200~400mm、展望デッキで滑走中のジャンボを追うなら150mmあたりが頻度も高いでしょう。
レンズの明るさ
多分ここが一番難しいと思います。fナントカがレンズの明るさを示します。
具体的なことは改めて書きますが基本的にf値の小さいレンズが明るい、つまり良いレンズ。上で書いた激安レンズは開放f値が11とかひどいのになると32とか、とんでもなく暗いんでとても使い物になりません。
とは言え、明るいレンズは当然値段も張りますし、闇雲に明るくても馬鹿でかくなったり被写界深度が浅くなったりで使い辛いことおびただしいので、程々のところで妥協しないと無駄になります。どのみち開放で使うよりは、ある程度絞って使うことの方が多いでしょうし、なぜか画質も良くなる傾向があるようです。
標準レンズの.4~f2.0あたりを底に広角でf3.5、望遠はf4~5.6あたりを基準にしておけば間違いないでしょう。なお、カメラのAF機能も開放f値5.6以下でないと機能しないことがままあるので、購入前に念のため確認しておきましょう。
ちなみに、この記事が対象にする層でいきなりMF買う人はいないと思いますが、MFの場合は可能な限り明るい方がピントを合わせるのが楽です。

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