捨てる神あれば

拾う神ありとはよく言ったもので、先日の不用品倉庫 探索 整理で発掘されたオリンパスOM-2N。

Olympus OM-2N
湿気たっぷりの極上の環境で放置されていたせいで皮ケースはボロボロ、ストラップもカビまみれだったんですが胴体は案外きれい、レンズもフィルタにカビが浮いてる以外は特に異常が見られない (あくまで素人目には) 状態でした。
そのまま捨てるには忍びないってんで引き取ってきてちょっと弄り回してみたまでは良かったんですが。
当然電池は切れていたし(すぐ換えたけど)シャッターは切れたり切れなかったり、そのうちフィルム巻き上げレバーが動かなくなったりで保存環境なりのジャンク品だったのでありました。

こちらはそれほど病的ではないにしてもニコン様の信者、ズイコーレンズも評判は知ってるけどジャンクをわざわざ起こすほどの興味はありません。
そこで思い出したのが父のクラカメ収集癖。そう言えばOM-1は持ってたような気がするけどOM-2はどうだったろうか?

私もその気はあるんで人のことは言えた義理ではないですが、父は自分に輪をかけた講釈上戸で、しかも酒が入ると止まらなくなるものですから、うかつにそんな話を振った日にはどうなるか想像するだに恐ろしくなる次第。
しかも、実のところこちらでもOM-2のレストア記事をいくつか当たってみていて、その容易ならざることはなんとなく理解してきてはいたので、いくら何でもお不動様を押し付けるのは良心の呵責のようなものを感じてもいたわけです。

で、ちょっと迷ったんですが結局電話してみたら・・・案の定乗ってきた (^^;
マニアという人種はこの程度のジャンクぶりでは動じないらしいです。どっちかと言うとくっついてたズイコー50mm/f3.5マクロの方に興味があるっぽいですが。

さて、このOM-2、結局どういうことになるんでしょうか?

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