成田で変質者が露出プレイ

などとむやみにセンセーショナルなタイトルで人目を引こうとするのは三流未満のやることなのだと反省しつつ。 :hammer:

年度末の大掃除で大量に期限切れのフィルムが発掘されたので、その一部を18日の日曜日に使ってきました。どれも10年以上前に切れているもので、常温 保存 放置では確実に変質しちまってて性能もへったくれもなく書いてある感度すら屁ほども意味がないのですが、タダで大量に無駄撃ちできる機会を看過する手はありません。
# 現像代はかかるけどさ

ネガフィルムはもともとラティチュードが広いものであるし、以前の経験上感度は概ね半分と見なせば何とか写るであろうと推定。

まず一発目はフジの HRⅡ 。これ本来はコピーフィルムで、「通常の撮影には向きません」と明記されているのですが、そんなことでビビるようではマニアなんぞ務まりません。カタログ上の実効感度は ISO6 ❗

流れてるのは単なる偶然。 😎
やってみればごくフツーのモノクロフィルムでした。ちょいとコントラストが強いか。

お次はコダックのエクター25。エクターといやあそれなりの銘ブランドでしたが。こちらの ISO は25。

少々発色が濃厚かもしれない。

続いてコニカの JX100。やっと ISO100 、だけど半分に見なしてるから低感度には変わらない。

少々荒いくらいでごくフツーのカラーネガ。
# 一応スキャン後に SILKYPIX でトリミングしたりその他軽くいじったりはしてるので念のため

各コマとも保険に+1補正でブラケットもやっていましたが、あまり差異は認められませんでした。
結論 : 期限切れでも写るんです! 😆

少々派手に失敗していた方が日記のネタには良かったのだが。

余談ながら今回使ったのは 16L の横に新しくできた展望台で、お約束の高いフェンスにお約束通り銃眼が開けてあるのだけど、これがけっこうごつい造りでレンズ振り回して流しを狙う用途には向きません。滑走路に正対してるあたりはそれでもまだなんとかなるものの、横向いてる方のは間の道路の電線がまたえげつなくて、3枚目みたいにもろ被りするし、そもそも位置が腰の下あたりでホールドにも苦労する体たらくだったりします。
見通し範囲にコンビニどころかトイレもないし、駐車場は広いんだけど現場はさほどでもないし、長居するにはあんまり向かないような。
近いから150mmくらいまでの望遠でそこそこ仕事になるのがせめてもの救いか。