Raspberry Pi 4 導入記 (乗り掛かった船の龍頭蛇尾)

さてブートディスク周りが不安定で実用にならないことが判明した結果、当初の用途からわずか数日で脱落したRP4を、だからと言って捨てちゃうのも芸が無いし寝かせておくのも勿体ない。
何かこう使い道はないものかと思って、当初はNAS代わりにNFSでエクスポートさせてみるつもりだったのですが、いかんせん再起動するたび 自殺 ブートしなくなるのではやはり使い物にならず。

やる気なく他所の実用例をのぞいて回ってるうちに、以前生配信に使っていたwebcamがあるのを思い出しました。これで監視カメラ作れるんじゃね?
# どうせ独居中年だから動かなくても実害はほとんどない

作業自体は被った埃やらレンズの汚れやらを拭う方が手間食ったくらいでいともあっさり完成。何しろ今回は驚異()のRAM4GB、メモリ不足に起因する不完全な動作とはまるっきり無縁。そしてまたセットアップ->実運用環境へ移動->起動しない->初期化のループと格闘する破目になったのでした。

それまでフルバックアップなんてものは(容量の面からも)全く頭に無かったのが、こう何度も頻繁に再セットアップを要求されるようでは事情が変わってきます。「せいぜい」64GBなら、ジャンクヤードにまだ余ってるATAPIディスクでも充分収容可能なので。
# 新品のシステムのバックアップを使い古しのhddで取ろうってのもどうかとは思う
盲点は、ローカルサーバの共有ディスク(もともと/etc/とかのバックアップ用)にそんなバカでかい書き込みが始まると、サーバがほぼ沈黙すること。やっぱりローカルで専用のデバイスをつなぐべきなんだろうか。
いちいちつけたり外したりしないで毎日機械的にバックアップ取って、いつシステムが飛んでもすぐ書き戻せる、そんなお気楽極楽な運用が目標なのに。そもそもACアダプタ周りの混乱をどうにかするのが目的だったはずなのに、またぞろ外付けディスクでACプラグ増やしてどうするんだ。
# と言うかこの秋冬とサーバだけで計3台も組み直し・立ち上げてて、もう当分この種の作業はしたくない

余談
こうまで頻繁にシステムが飛んで起動しなくなるのが常態化しているのをぼやいていたら、「microsdの書き込みが遅すぎて、終了処理が(rebootに)追いつかないんじゃね?」との天啓を得られました。なるほどその分析なら現在の症状にも説明がつく。
でもおかしいなぁ、添付品はSanのClass10なのに。
それにそういう事なら、もっとwell-knownになっているか、既に何らかの対策が明らかにされていて然るべきではなかろうか。

/dev/mmcblk0はライトスルーを強制できないかとか、んなことしたらただでさえ不安定なsdcardの寿命を余計に縮めるよなぁとか、いろいろ策を考えてるうちに「昔(Plamo2とか3とかの頃だ)はhaltする前にsyncしてたねえ」ってことを思い出して、念のため調べたら今はsync3回打つらしいですね。古のしきたりでは2回だったような。
そんな訳でsync;sync;sync;rebootをかけてみたいのですが

…いつまで経ってもddrescueが終わりません…orz

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