V6

爆熱時代のPentium4のおさがりで運用した無理が祟ってかローカル用のサーバがとうとう物理的に壊れて、新しく構築し直した(と言ってもまたストックしてた中古)のを機にBIND9で内向きのDNSを立てようとしているのですが、例によってうまくいきません。各マシンのhostsファイルに直書きで決め打ちしてやりゃいいんだけど、Windowsもだんだんセキュリティが上がってhostsの直接編集を許さなくなってしまったので面倒臭いことこの上ない。第一危険だし。 🙁

BINDの設定そのものはハウツー通りにやって、サーバ自身の内部では処理できてるっぽい。ところが、WindowsマシンではIPv6を無効にしない限り、ルータ経由の外部(=ISPの)DNSの回答が優先されてしまって全く用を為さないのでした。
LAN内で tsubame-jnr.bglb.jp を問い合わせてISPのDNSに回答されても、そのIPは外から見たアドレスであってLAN内で使用される内部アドレス(192.168.xxx.xxx)ではない以上、何の役にも立ちません。

無効化までしなくてもIPv4を優先させる方法は一応あって、windows ipv4 優先で検索すればいっぱい見つかるし、実際その場ではたまに動作するのですけれど、いずれにせよしばらくすると元に戻ってしまう。
専門外だからここでは書きませんがIPv6無効化のままにしておくのも弊害についてあちこちで論じられているので、さしあたりやらないことにしておきます。

それで頭を抱えていたわけですが、どうも「Windowsの再起動時にプロトコルの優先度がデフォルトに書き戻されている」らしいことがだんだんわかってきました。またWindowsの大きなお世話か!! orz

先の検索結果で見つかる「プロトコルの優先度を直す手順」をバッチファイル化した物も一応用意はしたものの、管理者権限が必要だからスタートアップに放り込むのもどうかと思われるし、全くどうしたもんでしょうね orz

頑張ってIPv6を理解して、BINDをv6対応にすればいいのかなぁ。

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栗田 榛名 について

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1 Responses to V6

  1. 栗田 榛名 のコメント:

    自己解決: 結局、BINDをIPv6対応にして処理。
    クライアント側が頑としてIPv4優先を受け付けないのでは、どうしようもありません 🙁

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