NHKが扱う頃には旬が終わっている法則。

Nikomat ML で後から知ったのですが、先週のNHKの「美の壺」で「クラシックカメラ」を取り上げていたのでした。結局今朝の再放送でフォロー。

出勤前に始めの方だけチェックしたところでは、まあこんなもんかなあといったところ。ただ草刈正雄が弄繰り回すのはOMな割に、取り上げるのが定番のバルナックとか極端に初期の物だったりややアンバランスな観は否めなかったり。他にPen EE2(?)出したりオリンパスが表に出てくるのは他の写真番組でニコン・キヤノンを扱ってるからバランス確保の目的かなあとか余計な勘繰りが働いてしまうあたりが汚れた大人ってイヤですね。

しかしまあ一頃はメガネで出っ歯で首からカメラ提げてて所構わずシャッターボタン押しまくるチビってのがステレオタイプだったおJap様なのに、いつの間にかこんな教養番組でまでカメラの基本的な仕組みと使い方を取り上げるようになってしまったのだなあ。
# 逆にだからこそ番組が成立するとも言えるが

何がきっかけで始まったのか一時のクラカメブームも他の例に漏れずいい加減下火。クラシックどころかフィルムカメラ全体がレッドデータブック化してるようでは、相変わらずNHKが扱う頃には旬が終わってる法則は有効なのだな。

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2 Responses to NHKが扱う頃には旬が終わっている法則。

  1. Tora のコメント:

    こんばんは。
    旭川の製紙メーカーへの出張から….
    「スーパーカムイ」「スーパー北斗」「スーパー白鳥」「あけぼの」、そして500系と乗り継いで帰阪してました。

    フイルムカメラも衰退しきりで寂しいですね。
    ウチのF2,F3、そして嫁入り道具のF-1も稼働率が下がっています。

    ハッセルのようにデジカメパックなんてモノが出れば古いカメラも使い続ける事が出来るのに….何て。

  2. 榛名 のコメント:

    >デジタルバック
    それこそ諸賢から私まで常日頃から提唱してやまない技術なんですがねえ。
    何年か前にとあるベンチャーが企画したらしいけれど、そのままどっかへ消えてしまったってことは、やはりかなり難しいのかしら。
    サイズ的に135判フルサイズは無理だろうとしても、APS-Cかハーフ判ならなんとかできないものだろうか? ❓

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